南信州の民俗芸能がユネスコ登録候補に選定されました

ユネスコの無形文化遺産登録に向けて文化庁の文化審議会は、2月12日、昨年提案して審査が先送りにされている「風流踊(ふりゅうおどり)」を再提案することを決定しました。 この「風流踊」には南信州の民俗芸能「和合の念仏踊り」や「新野の盆踊り」などが含まれます。 「風流踊」は、華やかな、人目を惹く、という「風流」の精神を体現し、衣装や持ち物に趣向をこらして、歌や笛、太鼓、鉦(かね)などに合わせて踊る民俗芸能です。 登録審査は来年秋となる見通しとのことです。 「遠山の霜月祭り」や「天龍村の霜月神楽」が含まれる「神楽」もユネスコ無形文化遺産登録を目指す動きがあります。 この機会を、南信州の民俗芸能の価値や意義を地域全体で考えるきっかけにしたいと思います。 令和3年におけるユネスコ無形文化遺産への提案候補の選定について | 文化庁 (bunka.go.jp) 和合の念仏踊り | 南信州民俗芸能ナビ (minami.nagano.jp) 新野の雪祭り | 南信州民俗芸能ナビ (minami.nagano.jp)

2021-02-15T16:50:04+09:002021年2月15日|Categories: その他|

南信州民俗芸能活性化イベントin長野県立歴史館(11/21開催)

信州は全国的にも民俗文化が多く見られる地域です。その中でも南信州(飯田・下伊那地方)は「民俗芸能の宝庫」と呼ばれるほどに多種多様な民俗芸能(霜月神楽、オコナイ、盆踊り・掛け踊り、人形芝居、歌舞伎、花火、獅子舞など)が伝承されています。 その豊かな民俗文化は、まさに信州の大切な財産です。これら全てが、持続可能な地域社会を創る要となり、地域の絆を強める資源です。 本講座では、南信州を中心にして民俗文化の特質を紹介し、その保存継承と活用について考えます。 ■日時 11月21日(土)午後1時30分から15時00分 入場受付13時から ■場所 長野県立歴史館 講堂(千曲市大字屋代260-6) ■内容 講演「南信州の民俗芸能」―信州の豊かな民俗文化遺産を後世に― 講師 櫻井弘人(元飯田市美術博物館学芸員) ■参加料 無料 ※イベントの前後で展示をご覧になる場合は観覧料が必要です。 ■申込方法 事前に電話、または電子メールで、聴講を希望される方の ①氏名 ②電話番号 をご連絡ください。 ■申し込み・問い合わせ 南信州民俗芸能継承推進協議会事務局(南信州広域連合事務局内) 電話 0265-53-7100 電子メール shinkou(at)minami.nagano.jp ※(at)は@に置き換えてください。 20201121活性化イベント

2020-10-23T14:39:05+09:002020年10月19日|Categories: その他|

令和2年5月27日開催 南信州民俗芸能継承推進委員会・協議会の会議録・会議資料

令和2年5月27日に令和2年度第1回南信州民俗芸能継承推進委員会と令和2年度第1回南信州民俗芸能継承推進協議会(総会)を開催しました。 会議では、前年度事業報告や当年度事業計画(案)などについての審議のほか、今後の事業推進について意見交換を行いました。 会議録と会議資料を当ホームページに掲載をしましたのでご覧ください。 https://mg.minami.nagano.jp/commune/document

2020-06-04T11:32:15+09:002020年6月4日|Categories: その他|

南信州民俗芸能フォーラムin國學院~向方のお潔め祭り~の開催について

長野県南信州(飯田・下伊那)地域には、古より伝承される神楽や盆踊り、人形芝居や農村歌舞伎、獅子舞などの多様な民俗芸能が数多く点在し、「民俗芸能の宝庫」とよばれています。その多くは、豊かで時には厳しい自然環境のもと、その風土やそこに生活する人々の独自の文化として育まれ、先人から脈々と受け継がれてきました。わが国の農山村文化の原点とも言えるこれらの民俗芸能は、将来リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据える中で、我々の地域の誇りとして守り活かすべき貴重な資産であります。 今回のフォーラムでは、下伊那郡天龍村向方の天照大神社で毎年1月3日に行われている「向方のお潔め祭り」を取り上げます。地域で大切に受け継がれているこの民俗芸能は、子ども達にもしっかり伝承され、地域のコミュニティ形成に無くてはならない役割を担っています。地域が育んできた郷土芸能のすばらしさを、出身者の皆様に今一度感じていただくとともに、多くの方々に南信州地域の民俗芸能の魅力に触れていただければ幸いです。 開催日:令和元年11月9日(土) 会 場:國學院大學 常磐松ホール(東京都渋谷区4丁目10番28号) 参加費:無料(事前予約なし) 12:00~12:35 記録映像上演「向方のお潔め祭り(前半)」 13:00~13:15 開会 13:15~13:55  講演1「日本の神楽と向方のお潔め祭り」 講師:國學院大學文学部・柳田國男記念伊那民俗学研究所 小川直之教授 14:00~15:10 実演 「向方のお潔め祭り」向方のお潔め祭り芸能部 15:10~15:20 休憩 15:20~16:00 講演2「向方のお潔め祭りの特質」 講師:飯田市美術博物館 櫻井弘人学芸員 16:00~17:25 記録映像上演「向方のお潔め祭り(後半)」 17:30 閉会 お問合せ先:南信州民俗芸能継承推進協議会事務局(南信州広域連合)TEL:0265-53-7100  

パートナー企業による取組報告について(飯田市 黒田人形)

平成31年4月13日(土)、4月14日(日)に下黒田諏訪神社境内黒田人形舞台において、黒田人形上演が奉納されました。春季豊祭奉納は、年に一度だけ国指定重要有形民俗文化財である黒田人形舞台で上演いたしますが、記録撮影に人手が足りていないことが課題として挙げられていました。 そこで、南信州民俗芸能継承推進協議会で取り組んでいる、パートナー企業の皆様に呼びかけ写真撮影にご協力をいただきました。 今回撮影いただいた写真は、今後の黒田人形の上演のポスターや周知チラシなどに活用してまいります。 協力企業:飯田信用金庫、多摩川精機株式会社  

民俗芸能の環境整備に向けて-フラッシュ撮影が与える影響を考える-

民俗芸能は、地域の中で、人々の生活と、そこで育まれた信仰に根ざして行われてきました。 南信州の民俗芸能もこの地域の生活・文化・自然の中から育まれており、見学者の皆さんにも、民俗芸能が元来持つ奥深さを知り、その情感を存分に味わっていただきたいと考えています。 そこで、私たちはフラッシュ撮影を禁止する取組を提案したいと思います。 ここにフラッシュ撮影が与える影響を考える映像を作成しました。 これをご覧いただくと場の雰囲気を大切にする私たちの意図をご理解いただけると思います。 ご理解とご支援をお願いします。 http://mg.minami.nagano.jp/kankyo

南信州民俗芸能継承フォーラムを開催しました

3月4日(日)に飯田市鼎文化センターで開催しました「南信州民俗芸能継承フォーラム」には、200名を超える方のご参加をいたきました。 初舞台となりました飯田女子高等学校人形劇クラブを始め、向方冬祭芸能部の子どもたち・阿南高等学校郷土芸能同好会の高校生・大鹿歌舞伎保存会の高校生の4団体に芸能を披露していただきました。 また、興亜エレクトロニクス株式会社様と飯田信用金庫様に南信州民俗芸能パートナー企業としての取組を発表していただきました。 最後に南信州の宝である民俗芸能継承に取り組んでいくことを確認するフォーラム宣言を行いました。 向方冬祭芸能部(天龍村向方冬祭) 阿南高等学校郷土芸能同好会(新野の雪祭) 飯田女子高等学校人形劇クラブ(黒田人形) 大鹿歌舞伎保存会(大鹿歌舞伎)

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