ユネスコの無形文化遺産登録に向けて文化庁の文化審議会は、2月12日、昨年提案して審査が先送りにされている「風流踊(ふりゅうおどり)」を再提案することを決定しました。
この「風流踊」には南信州の民俗芸能「和合の念仏踊り」や「新野の盆踊り」などが含まれます。
「風流踊」は、華やかな、人目を惹く、という「風流」の精神を体現し、衣装や持ち物に趣向をこらして、歌や笛、太鼓、鉦(かね)などに合わせて踊る民俗芸能です。
登録審査は来年秋となる見通しとのことです。
「遠山の霜月祭り」や「天龍村の霜月神楽」が含まれる「神楽」もユネスコ無形文化遺産登録を目指す動きがあります。
この機会を、南信州の民俗芸能の価値や意義を地域全体で考えるきっかけにしたいと思います。