第5回 伊那民俗研究集会「民俗と食文化」
祭りや民俗芸能とともに地域文化の個性を表現しているのは「食」の姿といえます。
長野県、そして南信州には地域を特色づける多様な食文化が継承されています。
こうした「食」の文化は、山河の自然と里や町の暮らしのなかで育まれ、伝承されてきたといえます。
今回の研究集会では、南信州の生活に根付く食文化を中心に、その多様な姿を明らかにします。
■日時 令和4年8月20日(土)・21日(日)
【1日目】 20日(土)13時30分から16時40分まで
【2日目】 21日(日)9時25分から12時45分まで
■場所 ムトスぷらざ2階 多目的ホール(飯田市東和町2丁目35、旧ピアゴビル)
※YouTubeチャンネル「柳田國男記念伊那民俗学研究所」でライブ配信します。
柳田國男記念伊那民俗学研究所 – YouTube
■内容
【1日目】8月20日(土)
13:30 | 開会・あいさつ |
13:40~14:30 | 講演① 「食」の民俗を考える―南信州の食文化から― 講師/小川直之(國學院大学教授、伊那民俗学研究所長) |
14:30~15:20 | 講演② 信州の郷土料理と食文化の変化と伝承 講師/中澤弥子(長野県立大学教授 食健康学科) |
15:30~16:00 | 研究発表① かて飯再考―その現代的意義 発表者/宮下英美(伊那民俗学研究所) |
16:00~16:30 | 研究発表② 年中行事食―餅・白飯を中心として― 発表者/北原いずみ(伊那民俗学研究所) |
16:40 | 閉会 |
【2日目】8月21日(日)
9:25 | 開会 |
9:30~10:00 | 事例発表① 『心覚』にみる飯田の和菓子 発表者/近藤大知(飯田市美術博物館学芸員) |
10:00~10:30 | 事例発表① 天龍村坂部の行事食 発表者/関京子(南信州交流の輪代表) |
10:30~11:00 | 事例発表① 阿智村清内路の伝統野菜 発表者/櫻井道治(清内路伝統野菜保存会) |
11:00~11:30 | 事例発表② 阿南町和合の蒟蒻 発表者/吉田弓(伊那民俗学研究所) |
11:40~12:20 | ディスカッション 民俗と食文化 パネラー/関京子・宮下英美・北原いずみ・吉田弓・櫻井道治 司会/小川直之 |
12:20~12:40 | 総括/中澤弥子・小川直之 |
12:45 | 閉会 |