「遠山の霜月祭り」が始まります
国指定重要無形民俗文化財である「遠山の霜月祭り」が12月1日から12月15日にかけて行われます。 昼の時間が最も短くなる霜月(旧暦11月)に太陽の衰弱と再生になぞらえて命の「生まれ清まれり」を願うために夜を徹して行われる祭りです。 詳細は、飯田市教育委員会及び遠山郷観光協会のホームページをご覧ください。 飯田市教育委員会 遠山郷観光協会
国指定重要無形民俗文化財である「遠山の霜月祭り」が12月1日から12月15日にかけて行われます。 昼の時間が最も短くなる霜月(旧暦11月)に太陽の衰弱と再生になぞらえて命の「生まれ清まれり」を願うために夜を徹して行われる祭りです。 詳細は、飯田市教育委員会及び遠山郷観光協会のホームページをご覧ください。 飯田市教育委員会 遠山郷観光協会
長野県下伊那郡阿南町新野に伝承される「雪祭り」(国指定重要無形民俗文化財)は、正月に行われる田楽系の神事芸能としてよく知られています。この祭りの名称は、大正15年(1926年)1月にこれを見学をした折口によって命名されたといわれます。その後も、折口は新野の雪祭りを頻繁に訪れて、この祭りから多くの示唆を受けると共に、新野の人たちとも親交を深めました。 昭和5年(1930年)5月、折口は雪祭りを國學院大學他に招致して、学内神殿・講堂での公演を行いましたが、折口が亡くなった昭和28年11月、七回忌にあたる昭和35年10月には、折口を慕う新野の人たちによって同学内で慰霊の「順の舞」が奉納されています。 さて、このたび長野県・南信州広域連合が中心となって立ち上げた「南信州広域連合民俗芸能保存継承プロジェクト」の一環として、文化庁の補助を受けた「南信州阿南町新野雪祭等資産化事業」が実施され、雪祭りを中心とした報告書と記録映像が作成されました。また、本年は折口信夫博士生誕130年の節目にあたります。そこで、雪祭りと縁深い國學院大學において、56年ぶりに慰霊の舞を奉納すると共に、記録映像の上映と講演会を開催するこの企画となりました。 これにより折口がいち早く注目したこの祭りの奥深さと、新野を中心とした南信州の郷土芸能のすばらしさを、出身者の皆様をはじめ多くの方々に知っていただければ幸いです。 10:00~12:25 記録映像「新野の雪祭り」前半(135分 12月31日~1月14日お上り) 〈プレ上映〉 13:00~13:10 開会・挨拶と経過説明 13:10~13:25 新野の雪祭り「順の舞」「中啓の舞」奉納(折口信夫博士慰霊の舞 國學院大學では36年ぶり) 13:30~14:30 講演「新野の雪祭りと折口信夫」 小川直之(國學院大學教授・折口博士記念古代研究所) 講演「新野の雪祭りの特質」 櫻井弘人(飯田市美術博物館学芸員・國學院大學兼任講師) 14:40~17:10 記録映像「新野の雪祭り」後半(150分 1月14日お上り~1月16日座敷洗い) 17:15 閉会