名称 新野の雪祭り
地域 阿南町
開催日 毎年1月13日6時から1月15日9時まで
分類 薪能・猿楽・田楽・舞等
開始時期 1,265年頃から
解説 伊豆神社および諏訪神社を中心に繰り広げられる田楽系の芸能。
その系譜は春日若宮おん祭り(奈良県)や西浦田楽(静岡県)との関わりが指摘されている。古くは「正月神事」「田楽祭り」などと呼ばれていたが、大正15年(1926)に民俗学者の折口信夫がこの祭りを見学し、全国に紹介した際に俗称の一つであった「雪祭り」の名が広まったという。この祭りの存在は彼の「まれびと」論や「翁」論に大きな影響を与えた。
1月13日に伊豆神社の宝蔵に納められていた面形を諏訪神社へ運ぶ「お下り」が行われ、同神社で面化粧や試しの舞などが行われる。
14日夕方、諏訪神社を発した「お上り」行列が伊豆神社に到着すると、雪祭りの本番となる。神楽殿での舞、巨大な松明起こしと「御舟」による点火に続き、歳神としての幸法(さいほう)やその模倣である茂登喜(もどき)、古風なビンザサラ舞、競馬(きょうまん)、天狗(てんごう)などの演目が夜を徹して繰り広げられる。
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